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2012年2月 5日 (日)

検察と正義

JR尼崎脱線事故、この惨劇の責任者として経営陣で唯一検察庁が起訴した
元社長に対する神戸地裁無罪判決に対して、
検察庁は、控訴を断念。無罪判決を確定させました。
昨日行われた被害者説明会でも実質的な説明は何もなかった様子で、
遺族の方々、被害者の方々のお気持ちを思うと、言葉がありません。
元々無理筋だったのだなどという言い訳が今になって聞こえてきますが、
そうであれば、起訴すべきではなかったでしょう。
最高検主導での控訴断念、と大きく報じられていますが、
そうであるのであれば、尚更、今後は、あらゆる事件について、
無理な捜査、無理な起訴を慎んで頂きたいと思います。
私自身は刑事弁護の一線から退きましたが、
社会の注目を浴びることのない刑事事件の現場では、
未だに無理な手法が横行していると聞きます。
JRの元社長はやはり特別扱いだった、と皆が思うとき、
日本の社会秩序は崩壊します。
検察庁は、フロッピー改竄事件発覚以降、
蛇行している様に感じます。
日本の社会秩序維持のために、法と秩序の担い手として、
踏ん張ってもらいたいと思います。

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