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2012年2月 9日 (木)

オーストラリアの新消費者法の研究会を行いました

昨日は、たまたま来阪されていた
シドニー大学のルーク・ノテッジ教授
と、通訳をかって出て下さった帝塚山大学のタン・ミッシェル教授をお招きし、
豪州の新消費者法典についての勉強会を、有志で行いました。

オーストラリアは各州ごとに消費者保護の範囲や規制内容が異なり、
産業界からも、連邦法と各州法とを統合して欲しいという要請があったとのこと。

競争法と消費者法とを統合したという豪州新法は、とても斬新です。
1)非良心的行為の被害を受けたビジネスコンシューマーを保護する規定のほか
2)欺まん的行為(日本法の詐欺よりずいぶん広い概念のようです)を禁じ、
被害を受けたもの(当然に事業者を含むとのこと)を救済する法理
3)提携事業者に共同責任を負わせる規定もあるそうです。
参加者はみな、熱心に質問や討議をしていました。

外国法・比較法の研究は
直ちに日本国内の裁判実務に役立つというものではありませんが、
新鮮な視点をいくつも頂けて、目が開かれた思いです。
賛否は別として、TPPの時代。
オーストラリアは今まで以上に親密な隣国です。
昨日の勉強会の成果を大切にしたいと思います。

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