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2012年6月24日 (日)

結婚の意味 ~ 法律婚と内縁関係 ~

世にいう「結婚」には、
従来、戸籍上も婚姻届を提出した「法律婚」と、
戸籍上は婚姻届を提出していない「事実婚」があるといわれています。
1)法律婚・・・実体上も夫婦である男女が、婚姻届を市役所に提出し、
法律上も夫婦となった場合のことです。
2)事実婚(=内縁関係という言い方をすることもあります)というのは、
婚姻意思(夫婦として暮らす意思)と婚姻の実態はあるが、
様々な理由で婚姻届を出していない場合のことです。

1)と2)の区別はつきやすいのですが、
2)(内縁関係)と、
3)単なる同居人、との区別は困難なことがあります。
《内縁関係の成否》は、
従来、祝言を挙げたかどうか、
周囲に夫婦として認知されてきたか、
同居の年数、などによって判断されてきました。

2)の内縁関係においても、内縁の不当破棄は慰謝料等損害賠償の対象になり、
貞操権侵害の不法行為も成立しうる(つまり浮気をしたら訴えられる)など、
裁判例によって、法律婚とかなり近い保護が図られています。
「うちは内縁だから」と諦めてしまう前に、よくご検討頂ければと思う点です。

内縁には相続権が発生しない点、法律婚と異なることだけは、争いがありません。

最近、結婚しない若者が増えています。
最近では、同性婚を認めるべきとの立場からも、
現行の婚姻制度は批判にさらされています。

不当破棄が法的非難の対象となり、
浮気すれば訴えられる。
そういう意味での、「内縁関係」の外縁は、
ますます広がっていくのかもしれません。

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