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2012年7月28日 (土)

「消費者」概念の歴史 ~ 豊田商事事件(昭和60年前後)の教訓

皆が敬愛する大先輩から、先日教えて頂きました。
大先輩曰く・・・
消費者概念を固定して考えてはいけない。
かつての豊田商事事件~純金ファミリー証券を謳った悪質利殖商法~のとき、
「利殖をはかるような人は消費者とは言えない」なんていう議論がどうどうとされていたんだ。
当時は、消費者センターも、こんなにひどい悪質商法の被害相談を、最初は扱わなかった。
提携リース被害者であるお店屋さんや町工場さんが、消費者ではないなんていう議論、おなじことだよね。

*豊田商事事件については、Wikipedia豊田商事事件によくまとめられています。
豊田商事は、大要以下の悪質商法を展開しました(Wikiより)。
客は金の地金を購入する契約を結ぶが、現物は客に引き渡さずに会社が預かり「純金ファミリー契約証券」という証券を代金と引き替えに渡す形式を取った。このため客は現物を購入するのか確認できず、証券という名目の紙切れしか手許に残らない現物まがい商法(ペーパー商法)と言われるものであった。一応、豊田商事の営業拠点には金の延べ棒がこれ見よがしに積まれていたが、後の捜査によってそれは「ニセモノ」であったことが明らかになっている。
また勧誘に於いては主に独居老人が狙われたのも特徴的だった。まず電話セールスで無差別的に勧誘し、脈ありと判断すると相手の家を訪問する。家に上がると線香をあげたり身辺の世話をしたり「息子だと思ってくれ」と言って人情に訴えるなど、徹底的に相手につけ込み、挙句の果てにインチキな契約を結ばせていった。
社会問題化したのは、昭和60年(1985年)のことです。

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