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2012年11月13日 (火)

武士の矜恃

同業者である弁護士の仕事ぶりについて、
様々なご批判を頂きます。
横柄。無愛想。説明不足。高圧的。
突然の高額報酬請求。などなどです。

このような振る舞いをする多くの弁護士の気持ちはどんなものでしょう。
弁護士の「士」は、武士の「士」。
黙っていてもわかってもらえる。
そういう気持ちなのかもしれません
(だからといって許容できるものでないことはもちろんです)。
人生の、あるいは、企業の大問題をご相談頂く弁護士は
高度な知識と訴訟等の経験を兼ね備えたプロフェッショナルでなければなりません。
いざ戦(訴訟)となった際に弁護士が果たすべき役割を考えれば、
弁護士が、まさに武士の志(矜恃)を持つことはとても大切なことなのです。
ただ、
プロフェッションとしての、武士の志(矜恃)は、
あくまで胸にしまっておくべきものでしょう。
あるいは、踏みつけにしようとするものが現れたときに
刀の鍔に手をかければ良いのです。

他方で、愛想が良ければそれで良いのかと言えば、どうでしょう。
例えば、ご依頼頂く方の要望を全て実現できるかのような愛想の良い言動をして、
様々な可能性の中で、敗訴するリスクの説明や、訴訟に伴う様々なリスク
~レピュテーションリスク等を当然含みます~の説明をしっかりしないで、
弁護士費用さえ払ってもらえれば・・・という弁護士がいたとしたら。
皆さんはどう思われますか。
自戒の念を込めて。

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