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2012年3月18日 - 2012年3月24日の2件の記事

2012年3月24日 (土)

裁判における和解とは

訴訟を提起し、また、訴訟を起こされた場合、
言い分を突き合わせ、証拠調べをし上で、
判決を受けます。
ただ、判決は、結論(勝訴か敗訴か)
についての確実な予測は出来ませんし、
判決内容も、オール・オア・ナッシングになり、
負けた当事者からすれば不満をためて
控訴(地裁判決なら高裁へ)することになりがちです。
そこで、紛争の早期解決のため、
和解が試みられることが多いのです。
「和解」と言っても、心の底から許し合う、
仲直りすることまでは求められません。
折れ合えるぎりぎりの妥協点を見つけ出す作業になります。

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2012年3月19日 (月)

お店屋さん・町工場を悪質商法からまもるには・・・

あまり知られていないことですが、
お店やさんや家族経営の町工場は、
現在の日本法における「消費者」ではないとされ、
消費者保護法制の枠外に置かれてしまっています。
「消費者保護」なる考えは、
アメリカ型の工業社会「大量生産大量消費」の時代に
大資本から守るべき弱者を切り出す概念としては有効でした。
ただ、現在では、もう、従来型の「消費者」の概念だけでは
本当に弱いものを守りきれなくなっています。

先日行ったオーストラリアの新競争消費者法の勉強会では、
零細事業者を保護しないで誰を保護するのか?
零細事業者こそが保護されるべき!
と、シドニー大学の教授は仰り、
個人的には大変感歎しました。

行政に、国会に、司法に、ご理解頂くとともに、
われわれ弁護士こそ、よりいっそう深く理解しなければと思っています。

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