« 2012年6月17日 - 2012年6月23日 | トップページ | 2012年7月1日 - 2012年7月7日 »

2012年6月24日 - 2012年6月30日の7件の記事

2012年6月30日 (土)

難民 ~ 保護の必要性と難しさ ~ 

日本は、昭和58(1982)年、難民条約を批准しており、
日本国は難民を保護する義務を負っています。

では、「難民」とは、どういった人々なのでしょう。

比較的年齢の高い方々は、「インドシナ難民」という言葉をご記憶ではないかと思います。
昭和50(1975)年に終結したベトナム戦争の結果、
ベトナム、ラオス、カンボジアなどで、社会主義政権が誕生しました。
その結果、主義主張や政治的立場の相違などから、
迫害を恐れて、祖国に住むことが出来なくなった大勢の難民が、
ボートピープルとして洋上をさまようという非常事態が発生したのです。
なかなか受け入れれようとしなかった日本政府は国際的な批判を受け、
インドシナ難民の受入を行って国際社会の一員としての責任を果たすとともに、
それまで批准していなかった難民条約を批准しました。
このインドシナ難民の方々は、一つの難民の典型でしょう。

その後も、実は、
平和国家である日本国に対し、世界中から、難民が保護を求めておられ続けています。
アフガニスタンでの政変と政情の混乱、ビルマ(ミャンマー)での政変と政情混乱
アジアや、アフリカの各国での少数部族迫害などなど。
イスラム教は他教や同性愛を厳しく禁じていますので、そういう難民申請者もおられます。
そして、巨大な隣国~中華人民共和国~からも、・・・。
一つの典型については、以前に書いたブログで書籍をご紹介したところです。
"">ワイルドグラス(NHK出版)

続きを読む "難民 ~ 保護の必要性と難しさ ~ "

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年6月29日 (金)

アスベスト訴訟 日通に賠償命令 神戸地裁 - MSN産経ニュース

リンク: アスベスト訴訟 日通に賠償命令 神戸地裁 - MSN産経ニュース.

続きを読む "アスベスト訴訟 日通に賠償命令 神戸地裁 - MSN産経ニュース"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年6月28日 (木)

読書日記 ~ 世に棲む日々 ~ 吉田松陰と高杉晋作

司馬遼太郎の作品の中で、私が最も好きなもののひとつが、
この作品です。
幕末の長州藩を舞台の中心に、
前半は、吉田松陰。後半は、高杉晋作を主人公として、
明治維新前夜の様子が、極めて魅力的に描かれています。

私はこの作品を読むまで、「吉田松陰」という人物に、
何となく不安・・・というような、不可思議なマイナスイメージを持っていました。
恐らく戦時教育の揺り戻し的な面の影響があったのだろうと思います。
作者である司馬氏自身が同じようなことを述べておられます。
(楠木正成についても同じようなことがいえるかも知れません)

しかし、この作品を読めば、
吉田松陰が、極めてすぐれた兵法学者にして、
極めて純粋な思想家、教育者であったことを知ることが出来ます。

高杉晋作。
彼の奇兵隊を初めとする大活躍は、本当に読んでいて爽快です。
彼が残した言葉の中で、
「人間は苦難はともに出来るが、富貴はともに出来ない」という意味の言葉があるそうです。
辛いことはともに堪え忍べた仲間でも、成功して栄華を手中に出来るようになったとたんに、
それまで仲間であった皆が、バラバラになって、猟官活動などをはじめて足の引っ張り合いをする。
(哀しいことですが)人間の本質をよく見た明言とお感じになりませんか。

高杉は、維新前に、新婚で幼子がいる中、若くしてなくなりました。
早過ぎる死です。彼が生きていたら維新政府もずいぶん違ったのではないか。
そう思う人は多いと思います。
山県有朋ら、維新政府の軍部の中枢を握っていった軍閥に対して、
高杉であれば、コントロールが出来たかも知れません。
それにしても、この時期の偉業を成し遂げた人物達は、
坂本龍馬にせよ、高杉晋作にせよ、多くが、30才そこそこで亡くなっています。
引き比べることもおこがましいとは思うのですが、
自分が30才のとき何をしていただろうか・・・と、自戒するほかありません。
Yonisumu


続きを読む "読書日記 ~ 世に棲む日々 ~ 吉田松陰と高杉晋作"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年6月26日 (火)

企業のリスクマネジメント~逆らえない危うさ~

トップの思いつきやアイデアに対して、
極めて合理的な理由で、大きな疑問がある。
しかし、それが組織のトップの思いつきだから、
それだけの理由で疑問を呈することができないとしたら・・・。

上司や社長に逆らいにくいのは、ある意味当然です。
何でも逆らわれていては、組織は成り立ちません。
しかし、トップに物言えぬ傾向が顕著なとき、
その組織は危険な方向に突進しているかもしれないのです。
全く間違いを犯さない人間などいません。
トップのアイデアに疑問を呈することすら出来なくなった組織は、
他人の視点を取り入れたチェックが働かない、という恐ろしい組織でもあるのです。

会社法の世界で一定以上の規模の企業に「社外」監査役を求めるなどしているのも、
組織の暴走を食い止める役割を期待してのことなのです。
cf.監査役会設置会社(委員会設置会社以外の公開会社である大会社においては
監査役会設置義務、328条1項)には3人以上おくことが必要であり、うち半数以上が
社外監査役でなくてはならない(335条3項)。

社外監査役の様な、制度としての外部からの声が保障されていない組織。
そういった組織の方が、世の中の大半でしょう。
だからこそ、世の大半の企業のトップには、常に虚心坦懐に部下の顔色を読み、
意見がありそうな場合には発言を求めるなどの配慮が必要な場合があるのです。
イエスマンで周囲を固め、物言えぬ組織となったとき。
その組織は、滅びの方向に静かに走っているのかも知れません。

続きを読む "企業のリスクマネジメント~逆らえない危うさ~"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

後見人 ~ 成年後見について ~

成年後見制度は、
認知症のご高齢者の方や、
精神障がいをお持ちの方などを
サポートする仕組みとして、
平成12年に導入施行された制度です。

私自身は、ご依頼を頂いて後見申立をおこなったり、
自身で後見人のお仕事を仰せつかるほか、
後見業務を行うNPO法人の運営委員として、
NPO法人が関与する数多くの後見業務に
携わらせて頂いたりもしています。

後見業務を遂行する上で、最も扱いに気を遣うのは、
やはり、親族間の対立が激しい場合。
一方の親族の肩ばかり持って「偏っている!」と批判されることは、
避けなければなりません。
あくまでも「ご本人のための」後見人です。
推定相続人のための後見人では「ない」のです。
そのことを貫く他はありません。

ご相談頂くなかには、
裁判所に申し立てて後見人を付けてもらえば、
後見人をご親族自らの意向通りにコントロールできる様に思っておられる向きも・・・。
そのようなことは出来ない
~ご本人の不利益になるようなことは基本的に出来ない~
制度ですので、ご注意頂ければと思います。
様々な自己主張をして来られるご親族に対しても、
ことあるごとに、「ご本人のための」制度としての成年後見の意義、
後見人の職責について説明させて頂くことになります。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年6月24日 (日)

結婚の意味 ~ 法律婚と内縁関係 ~

世にいう「結婚」には、
従来、戸籍上も婚姻届を提出した「法律婚」と、
戸籍上は婚姻届を提出していない「事実婚」があるといわれています。
1)法律婚・・・実体上も夫婦である男女が、婚姻届を市役所に提出し、
法律上も夫婦となった場合のことです。
2)事実婚(=内縁関係という言い方をすることもあります)というのは、
婚姻意思(夫婦として暮らす意思)と婚姻の実態はあるが、
様々な理由で婚姻届を出していない場合のことです。

1)と2)の区別はつきやすいのですが、
2)(内縁関係)と、
3)単なる同居人、との区別は困難なことがあります。
《内縁関係の成否》は、
従来、祝言を挙げたかどうか、
周囲に夫婦として認知されてきたか、
同居の年数、などによって判断されてきました。

2)の内縁関係においても、内縁の不当破棄は慰謝料等損害賠償の対象になり、
貞操権侵害の不法行為も成立しうる(つまり浮気をしたら訴えられる)など、
裁判例によって、法律婚とかなり近い保護が図られています。
「うちは内縁だから」と諦めてしまう前に、よくご検討頂ければと思う点です。

内縁には相続権が発生しない点、法律婚と異なることだけは、争いがありません。

最近、結婚しない若者が増えています。
最近では、同性婚を認めるべきとの立場からも、
現行の婚姻制度は批判にさらされています。

不当破棄が法的非難の対象となり、
浮気すれば訴えられる。
そういう意味での、「内縁関係」の外縁は、
ますます広がっていくのかもしれません。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

サンダル ~ 今昔 ~ スーパークールビズの時代に

16前に、当時日本橋にあったゲートウェイ(直販モデルで伸びていたパソコン会社)の
パソコンショップに行くついでに、心斎橋(大阪では一流の商店街でした。今でも?)の
靴屋に立ち寄って購入したサンダルを、長年愛用してきました。
1)親指と中指の間を通り挟む皮がある・・・しっかり親指と人差し指で挟むことができ、安定感抜群です。
2)かかとうらをしっかり包むこと・・・後ろに抜けてしまわない様に。
この2点が特に気に入っていた理由です。

しかし、16年の歳月に、お気に入りのサンダルも、もはやぼろぼろ。
今回、買い換えようと品定めをしたのですが、
どうにも、1)と2)とがそろったものが、なかなか見つかりません。
店主いわく
 「1)2)がそろった形にすると、着脱が面倒くさくなると嫌う客が多く
次第に作られなくなった。今では作られていないと思う。」
とのこと。

以前のモデル・・・確かに、履くとき、脱ぐときに、
あちこちを締めたりゆるめたり面倒でしたが、
それが愛着にもつながっていたというのは私の感想。
しかし、製品として、今は無いのであれば、やむをえません。

結局、1)の親指と人差し指で挟む皮 の方は諦め、
2)踵から足裏を包む風のものを購入しました。

因みに、今回購入したサンダルは、イメージとしては、以下のような感じのものです。
">サンダルの雰囲気
このタイプのサンダル、街中でも多くみるように思います。
親指と人差し指で挟む部分がないので、挟みこむ安定感がやや劣る分、
確かに、着脱は簡単便利です。
また、靴下を履いた上からも、場合によっては履くことができるという利点もありそうです。
購入した新しいサンダル、また、大切に愛用したいと思います。

このこととは別の話ですが、
スーパークールビズが提唱される今の日本で、
サンダル履きが、どこまで進出し、
ビジネスの世界で市民権を獲るのかについても注目したいと思います。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2012年6月17日 - 2012年6月23日 | トップページ | 2012年7月1日 - 2012年7月7日 »