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2012年10月21日 - 2012年10月27日の2件の記事

2012年10月24日 (水)

弁護士冥利~紛争拡大を防ぐ~

どのようなときに弁護士としての充実感を感じるか。
言葉をかえると弁護士冥利に尽きると感じるのはどのようなときか。

個々の弁護士みなそれぞれだと思います。
勝訴して依頼者の経済的利益を確保出来たとき。
弁護士にとっても、大きな喜びであることは間違いありません。
しかし、企業の経済活動であっても、ご個人の生活においても、
紛争が生じること、紛争が拡大すること、
紛争が訴訟に発展すること、
訴訟を多くの労力を費やして戦い抜かなければならないこと、
これらのことは決して幸せなことではないのです。
大変な後ろ向きのコスト
(訴訟対応のための人的労力は決して軽いものではありません)がかかる上、
訴訟の末に下される判決の内容にはリスクがつきまといます。
企業間、個人間、個人対企業・・・様々な深刻な訴訟を経験した上で、
私が弁護士冥利を感じますのは、私にご相談下さる相談者の方が、
私が差し上げた
「トラブル拡大回避のためのアドバイスを聞き入れて下さったとき」 です。
裁判で白黒をつけなければならない場合は勿論あります。
(他の方策を出来る限り探った上で、)
訴訟提起をお勧めせざるを得ない場合も多々あります。
しかし、やはり、私の中では、
紛争の拡大を防ぐことの重要性を常に意識しています。

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2012年10月21日 (日)

読書日記~現場主義のリーダー論~コリン・パウエル「リーダーを目指す人の心得」

コリン・パウエルといえば、
アメリカ史上最年少で統合参謀本部議長に上り詰め、
その後、アメリカの国務長官を務めた人物です。

コリンパウエルが書いたビジネス書ということで手に取ってみました。
彼の現役軍人&政治家としての評価は様々なものがあると思います。
(とりわけイラク戦争に対する関与)

しかし、ジャマイカ移民2世として、ペプシコーラ工場の清掃の仕事から身を起こした人物。
やはり、組織人として、組織のリーダーとして、何を行うべきであり、いかにあるべきか。
そういった観点からの記述には、大いに示唆に富むものがありました。

中でも、コリンパウエルが、
徹底的な現場主義を唱える点は、やはりさすがだなと思えるものです。
本書の章立ての中にも「現場が正しくスタッフが間違っている」との項目があります。
パウエルは、自らが率いる組織における「現場からの情報」が遮断されてしまわないように
例えば、組織や機構を改革する、中間管理職のスリム化などを行うほか、
執務室のドアは常に開け放つ。
散歩に出るルートや時間を安定させ、自分をつかまえて話がしたい人がいたら
散歩中に声をかけることが出来るようにする。
自らまったく抜き打ちで兵舎を訪問する。
あるいは、ビルの地下車庫を突然訪問し、車の入出庫を管理する掃除夫達と話し込む。
等々といった様々な手立てを講じます。
あらゆる組織のリーダーにとって、参考にすべき姿勢と思います。

Korinn

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