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2013年3月10日 (日)

裁判例の活用方法~法廷に立つ実務家としての留意点

近時大阪弁護団が獲得したいくつかの裁判例について

リース会社に監督責任ホームページリース初の勝訴判決!

各地の様々な立場の方と、様々な議論をさせて頂きながら思うところがあり、
このブログを書かせて頂きます。

判例には、常に、
          『射程距離やいかに?』
という議論があります。
判決の結論に反対の向きは、
その判決に至った事案の特殊性を強調し、
射程距離を狭く解すべきとの議論を展開するでしょう。
逆の立場からは、逆の立論があるべきであり、
徒に謙抑的である必要はないように思われます。
また、判旨で述べる規範が、
普遍性を持つ一般的なものと理解できるものであれば、
普遍的に妥当領域を探るべきは当然と思われるのです。
例えば
・・・例としては大仰で恐縮ですが・・・
フランス人権宣言や、アメリカ独立宣言を習って、
フランスやアメリカの特殊事情に基づく宣言・・・という歴史的(大人)な解釈とは別に、
人類普遍の原理・理念に、胸を熱くされた思い出を持つ方は多いと思うのです。
法治国家において、
法解釈を宣言した裁判例の持つ意味
~普遍的意義~
を、再度、みなで思い起こしていただければ、と思うのです。
個別具体的事情をもとになされた判示であっても、
いったん判決によって定立された規範は、
普遍的・一般的価値を持つのですから。

すなわち、
法規範とは、        ・・・抽象的&一般的なものです。
裁判例による解釈基準・・・・抽象的&一般的な法規範を補充するものだからです。

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