カテゴリー「映画・テレビ」の3件の記事

2013年12月19日 (木)

ドラマ「リーガルハイ」最終回に思う・・・人間の醜さを愛すること

「人間の醜さを愛せ」という堺雅人演じる主人公の言には、

説得力があったように思います。

手続的にはあり得ないことばかりですし、極端なドラマでしたが。


実は私、20年以上前、修習同期の友人(今
でも友人です)に実務修習地(岡山)で、


「お前(村井)は正しいことと悪いこと、正しい人間と悪い人間を分けとるんちゃう


んか。でも、それは間違ってるで!」と、


説教を食らった経験がありまして。


そのときは大喧嘩をしたのですが(苦笑)。


その後、私もいろいろなことを経て、この歳まで馬齢を重ねると、人間みな同じ。


素直に受け入れる気持ちになった次第(^.^)。


弁護士の使命・仕事のスタイルはまた別の話として・・・。


ドラマでは、あれをやれといわれても法律上ムリムリってことも多かったですけれど


も(笑

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2013年8月20日 (火)

半沢直樹

やられたらやりかえす。倍返しだ!

大ヒットの日曜劇場「半沢直樹」
を観ていて、その面白さとともに、
バブル崩壊後20年以上を経た、
銀行業界と、世間の移り変わりを感じます。
この20年の間に、多くの銀行が潰れ、統合され、
多くの銀行員がリストラされ、大変な苦労をする中
(それでもまだまだ甘いという指摘は勿論ありますが)、
ようやく、銀行員を主人公としたドラマがヒットするようになった。
そう思えるのです。
バブル崩壊が始まった頃のNHKのドラマに
「銀行 男たちのサバイバル」
というものがありました。
これもとても良く出来たドラマでしたが、
世間の喝采を浴びる「半沢直樹」とは、
少し違ったように思うのです。

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2012年11月23日 (金)

勝負、そして、本当の勝者とは ~ 映画「ハスラー」を例に

ハスラーという映画。
1961年にアカデミー賞を受賞した、
若き日のポール・ニューマン主演のアメリカ映画です。
ビリヤード場(プール場)を舞台に勝負を繰り広げる
ハスラーたちの姿を描いた内容
~日本でいえばやや博徒映画的~で、
当時大ヒットしたものです。

1961年(昭和36年)といえば私の生まれた年ですから、
私よりも一世代二世代上の方々は、
映画館でご覧になった方も多いのではないでしょうか。

このブログの読書日記でもご紹介しました
現場主義のリーダー論~コリン・パウエル
米軍元統合参謀本部議長コリン・パウエルは著書の中で、
この「ハスラー」という映画のことを、
もっとも好きな映画と述べています。

確かにこの映画、全編大金を賭けた勝負の場面ですので、

勝負事についての多くの示唆を受ける内容です。

なかでも、冒頭の大勝負
~ポール・ニューマン演じる若き挑戦者エディ・ファルソンが
シカゴの帝王ミネソタ・ファッツに挑みかかり、
勝負の前半、中盤と、勢いと技量で圧倒しつつ、

しかし、持久戦に持ち込まれ、互いに疲れ、
そして、ふとした「気のゆるみ」から
形勢を一気に逆転され大敗を喫します~

は、なるほど、パウエルが著書で指摘するとおり、
勝負事における「すごみ」、勝負の「あや」、
といったものを感じる名場面です。

最後に勝敗を分けるものは何か。
とても示唆深い内容です。


映画の終盤で、再度の大勝負です。
今度は様々な意味で成長した
挑戦者エディ・ファルソンがシカゴの帝王に勝利します。

エンディングでは、賭場を仕切る顔役(今で言えば反社会的勢力でしょう)との
決別を通じて、勝利した若き挑戦者エディが今後進む先が暗示されています。


コリン・パウエルが推奨するだけあって、
この映画は、ビリヤードを通じて勝負事の怖さを教えてくれます。


ただ、私は、この映画は、それだけの映画ではないと感じました。

金を儲けるためであれば何をしてでも勝てばよいのか。
愛する人を死なせても、それでも勝てばよいのか。
本当の勝利とは。真の勝者とは、誰なのか。

勝負に拘り愛する人を死なせてしまった
若き挑戦者(勝者)エディのエンディングでの問いかけです。

軍人であるパウエルが、この映画が大好きだとしつつ、
「最後まで観たことがない・・・」、と著書で記していることの意味は、
このあたりにあるのかもしれません。

Photo


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